女性ホルモンの代替物質を作る!
腸内フローラにより、日本人の二人に一人の割合で女性ホルモンの代替物質が生成されます。
女性ホルモンって何で重要なの?
女性ホルモンのエストロゲンは女性の体を守ってくれるとても重要な物質です。このエストロゲンの働きにより、以下の効果が認められています。
- 肌の健康を保つ物質(目尻のシワの改善、肌のシワができにくい状態の維持)
- ほてりや肩こりなどの更年期症状の改善
- 骨密度の低下を防ぐ
- 女性の乳がんの予防
ところが、この女性ホルモンは45歳から55歳頃の更年期を迎えると急激に減少するとのこと。そこで私が注目したのが女性ホルモンの代替物質です。
女性ホルモンの代替物質って何?
それは、納豆や味噌等の大豆食品に多く含まれている大豆イソフラボンです。イソフラボンはポリフェノールの一種(フラボノイド)であり、女性ホルモン(エストロゲン)に似ており、女性の若々しさ、美しさを保つ手助けをしてくれます。
更にすごい代替物質があります!
日本人はそもそも味噌や納豆、豆腐、醬油といった大豆食品を多くとる民族であることが長寿の一因と考えられております。これだけでも十分なのですが、近年腸内フローラより大豆イソフラボンより更に女性ホルモンに近い働きをする、”スーパー”イソフラボンの存在が明らかになりました。
スーパーイソフラボンの名称は”エクオール”といいます。エクオールは腸内フローラの中の細菌の一種 エクオール産生菌 により大豆イソフラボン(ダイゼイン) から作られます。
ただ、エクオールを生成できる人とできない人がいます・・
ただ、このエクオールを生成できる人は日本人の半数と言われており、現在、研究途中ながら、腸内フローラに多様性がある人の方が、エクオール生成出来る割合が多いと研究成果が発表されております。
多様性のある腸内フローラにするためには?
日頃の食生活で、野菜や納豆等の大豆食品や青魚を食べている人の方が、腸内フローラに多様性があり、エクオール生成される人が多いとのこと、反対にラーメンやファーストフードを好み、コーヒーやコーラをよく飲んでいる人は多様性が無い人が多いとのことです。
まとめ
大豆食品を中心とした和食を食べることで、多様性のある腸内フローラとなり、”スーパー”イソフラボンであるエクオールの生成確率が上がります
女性にとって嬉しい効果が沢山有ることを知ってから、味噌作りの割合が増え、ますます菌活生活が楽しくなりました。^_^